地元の井上さん

地元釣り人の挑戦!ムロアジ泳がせ釣りでまさかの30kgキハダマグロ!?

今回は、地元の井上さんが体験した驚きの釣行記を通じて、ムロアジ泳がせ釣りの魅力と、予想もしない大物との格闘について詳しくご紹介します。

釣行開始!ムロアジはすぐにヒット!

この日、井上さんは情報聞いてる今熱い堤防へと向かいました。しかし、聞いていたポイントが波をかぶり、足場が濡れていることに気づきます。「これは危険だ」と判断し、手前50mの安全な場所で釣りを開始。

まずはエサとなるムロアジを確保するため、サビキを投入。すると、すぐにムロアジがヒット!短時間で泳がせ用のムロアジを確保し、いよいよ本命狙いの泳がせ釣り開始です。

ムロアジを泳がせるも…動きが鈍い!?

ムロアジをセットし、堤防際から少し離れた場所へ投入。しかし、ムロアジはなかなか沖に向かって泳いでくれず、10m前後の範囲をウロウロ。少し心配になりながらも、そのまま様子を見ることに。

すると、10分もしないうちに突然リールのラチェット音が!

謎の大物ヒット!小さいカンパチ?それとも…

隣で釣りをしていた地元の釣り人が一言。「小さいカンパチっぽい引きだな…。」

井上さんも竿を立ててアワセを入れると、確かにそれほど強い引きは感じません。「ショゴ(小型のカンパチ)か?」と考えながら、慎重に手前に寄せます。

ところが、次の瞬間、魚が一気に泳ぎだし、強烈な走りを見せます!その走りを見た瞬間、井上さんは確信しました。

「これは…キハダだ!!!」

まさかの30kg級キハダとの格闘!

井上さんは、相模湾で何度もキハダマグロを釣り上げた経験がありました。その経験から、この魚の走りがキハダ特有のものだと瞬時に判断。ここから、慎重なやり取りが始まります。

キハダの強烈な走りをいなしながら、少しずつ堤防に寄せていきます。そして、ついに姿が見えました。

「30kgクラスだ…!」

しかし、ここで問題発生!

タモ枠がキハダの第二背鰭と尻鰭に当たり、魚がタモに収まらないのです…。

逃した魚は大きい…痛恨のバラシ

タモ入れに手こずっているうちに、キハダが再び走り出します。強烈な突進に耐えきれず、なんと竿の#2番(継ぎ目寄りの部分)が折れてしまいました。

隣の地元の釣り人が助け舟を出します。「ワンチャン俺の落としタモ使ってみっか!」

期待を込めて落としタモを投入するも、なんとキハダの口元に飛び出していた針先にタモの縁が引っかかってしまいます…。

ロープを揺らしてタモを外そうとした瞬間、痛恨のハリス切れ。

「The End…。」

キハダマグロは、悠然と海へと戻っていきました。

興奮冷めやらぬ井上さん…筋肉痛がヤバい!?

まさかの30kg級キハダとの遭遇、そして痛恨のバラシ。井上さんは興奮冷めやらず、腕が震えていました。

ちなみに、井上さんは剣道七段の腕前!しかし、そんな井上さんでも「筋肉痛がヤバい…」と話していたそうです。

「ムロアジ泳がせで熱いのは知ってたが、まさか30kgクラスのキハダが来るとは…!」

まとめ:本土から遠征する釣り人へのアドバイス

本土から遠征して釣りをする方は、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

  1. 安全第一! 堤防のコンディションをよく確認し、波や滑りやすい場所に注意する。
  2. タックルは万全に! 30kg級のキハダにも耐えられる装備を準備。
  3. タモ入れは慎重に! 大型魚に対応できるサイズのタモやギャフを用意。
  4. 魚の動きをよく観察! 予想外の大物に備え、慎重にやり取りする。

八丈島の堤防釣りは、まさに夢のあるフィールドです。あなたも、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?


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